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2010年 03月 04日
似ているの周辺
「その子どもが両親に似ているために、育てる事に熱心になれるのは、
人の発生をデザインしたものの粋なはからいか」というような表現が「ドーン」にはあった。
一方今日のニュースでは、「不仲の夫に似ているために愛情を感じられなかった」という、
育児放棄・虐待の末5歳児を死にいたらしめた母親の言葉。
似ていなくても同じだったろう。

似ていない=面白くないもの、熱心になれないもの、無関係なもの
生きてりゃいろいろあるそのようなもの、理不尽なもの
注意深く避けて通れば生きていけるもの
それらをいかに引き受けていくか。
似ていては面白くないものにアートがあって、その色彩や造形が
脳に風穴をあけるように、新たな感覚をつれてくるように
むしろ積極的に引き受けていくべきなんだろう私は、と思った。

by sasayakana04 | 2010-03-04 22:33


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